投稿日:2018年6月21日
院長の加藤です。
2018年6月16,17日(土、日)にITIというインプラントの学術団体の講演会に参加してきました。
「伝統と革新」というテーマで、様々な視点からの話がありました。
もっとも印象に残ったのは、超高齢化社会では「インプラントも撤去する必要がある」、ということです。
患者様にとって、とれないインプラントが最も良いと考えるかもしれません。
ですが、脳梗塞になって磨けなくなったら?とか、癌になって放射線治療が必要でインプラントが邪魔なので撤去する必要がある。とかになった場合どうしたら良いでしょうか?
しかも全身状態が悪くて、大きな外科処置はできません。
巷では、必要以上に長いインプラントを用いたり、抜歯と同時にインプラントを埋入するために表面にHAというものがついたインプラントを用いる先生がいます。
こういったインプラントを用いた場合、最後に「撤去する」ことが非常に難しくなります。
当院では、もともと必要十分な長さのインプラントのみを使用します。
インプラントの歯周病になったら取れてしまうかもしれません。ですが、状態が悪くなったら早めにインプラントを除去して、もう一度インプラントを入れるほうが良いこともあります。
自然脱落をまっていたら、再度インプラントをすることはできなくなるかもしれません。
私は、まだ30年以上歯科医師を続けることができます(健康であれば)。ですので、今インプラント治療をしている患者様を30年以上見続けることになります。
ですので、いかなる状況でも対応しやすいインプラント、土台、被せ物を選択する必要があります。
また他の病院で60歳の歯科医師がインプラントをした場合、その20年後のインプラントは誰が見ていくのでしょうか?
インプラントや複雑な治療は、ある程度若い先生に見てもらったほうが、長期的には良いのかもしれません。
今後も長期的な視点に立ってインプラント治療を行っていきます。
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