投稿日:2016年8月23日
院長の加藤です。
8月19日の午後の診療をお休みして、歯をつくったりする歯科技工所「和田精密歯研」による欠損補綴(歯がないところをどうするのか?)の勉強会を開催しました。
まず、しっかり咬める人は、認知症のリスクが2倍になります。
「しっかり」咬める事が必要で、ただ入れ歯を入れているだけでは効果がありません。
歯がなくなったところには「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」(「歯の移植」)があります。
入れ歯は、出し入れするタイプの物です。
保険の入れ歯を使うと10年後には、バネがかかっている歯が2本抜けてしまします。
保険の入れ歯は使えば使うほど、残っている歯がダメになってしまします。
ブリッジは、歯がなくなった前後の歯を削って歯を入れる治療です。
ブリッジを入れると、10年後には1本の歯は抜けてしまいます。負担がかかるのでしょう。
しっかり咬めて、しかも口の中の歯を保存する方法は何か?というと、
歯がないところに、歯を入れるのではなく、
残っている歯を守るために、「金属床(保険外の入れ歯)」と「インプラント」を用いるのです!!
良く咬める、着けた感じがよいのはもちろんです!
保険治療は、最低限度の治療しかできません。最後に選ぶのは患者様ですが、選ぶ選択肢を増やしていくため、つまり様々なニーズに答えられるように勉強会を継続していきます。