投稿日:2016年5月13日
2015年3月1日に東京医科歯科大学同窓会の学術委員として、「東京医科歯科大学快眠外来へようこそー睡眠時無呼吸症候群へのスプリント療法:補綴学からのアプローチー」のお手伝いをしました。
上記の症状があれば、夜寝ている間に呼吸が止まる、もしくは低呼吸の恐れがあります。
それにより日中に眠い、集中力が続かない、注意が散漫になります。睡眠がとれていないために、糖尿病・高血圧・動脈硬化・心疾患・脳疾患が悪くなる恐れがあります。
また、重度の睡眠時無呼吸症候群は、飲酒と同程度の交通事故を引き起こすみたいです。
怖いですねー。。。
歯科でマウスピース(OA)を作って改善するには、まずお医者さんでの診断が必要になり、軽度~中等度の患者様に適応になります。
あごを前にだすことによって、気道を広くし、睡眠時に無呼吸になるのを防ぎます。
しかもこの治療は、保険も適応になります。
重度の睡眠時無呼吸症候群の患者様は、人工呼吸器のような「CPAP」をします。
ですが、CPAPがなかなか慣れない人、夏は蒸れて暑くてCPAPできない人も作ることは可能です。
何度か作ったことはありますが、臨床でのポイント・気道を確保するための適切な顎の位置も知ることが出来ました。
また、睡眠時無呼吸症候群は医科との連携がかかせません。AHI、Polysomnography:PSG、アプノモニター、などのデータも読めるようにならないといけません。
すでに何百症例もしている先生もいて、臨床のエッセンスが参考になりました。
まずは、自分がなっていないか気になりました。。。
SASの治療が発展したのも、医者自身がSASだったからだとか・・。
睡眠時無呼吸症候群の患者様いらっしゃれば一緒に治療しましょう。
アメブロ参照
http://s.ameblo.jp/momonomi-teeth/entry-11996360490.html