投稿日:2018年1月9日
●フッ化物の安全性について●
フッ化物は自然界に広く分布する天然の物質です。
たとえば海水には約1.3ppm、比較的多く入っている食品には、緑茶や紅茶(0.5〜1.0ppm)
海藻(2.3〜14.3ppm)小骨ごと食べる魚(8〜19.2ppm)などがあります。
慢性的に過剰摂取すると歯に白濁模様や茶褐色の色素沈着を見ることがありますが、きちんと調整されたものを正しく使えばそのような心配はありません!
また、歯科診療や虫歯予防に使われるフッ化物は、よほど大量に摂取しない限り体に害はありません。
*フッ化物(フッ素)のメリット*
フッ化物が作る「フルオロアパタイト」という結晶は虫歯菌が作り出す酸に強いため、歯の表面が「フッ化物が付着する前よりも酸に強い=虫歯になりにくい」状態になります。
加えて、フッ化物には虫歯菌が作る酸の量を抑制する効果もあり、「歯を強くしながら虫歯菌の活動を抑える」という、2つの働きによって虫歯を予防してくれます。
なお、具体的にフッ素を虫歯予防に利用する方法として以下が挙げられます。
1.フッ化物洗口(450ppmまたは900ppm)
①歯磨き後に行います。
②口に含み、ぶくぶくうがいをします。
③飲み込んでしまう恐れのある幼児には使えません。
2.フッ素入りの歯磨き粉で歯を磨く(1450ppm以下)
①ぶくぶくうがいが出来るようになってから使います
②すすぎ過ぎないよう、うがいは2〜3回にとどめましょう。
③泡状やジェル状のフッ化物歯磨き剤とあります。
3.フッ化物歯面塗布
比較的高濃度のフッ化物を歯に直接塗布する方法で、これができるのは歯科医師と歯科衛生士に限ります。
(9000ppm)
●効果的な塗布時期と頻度●
フッ化物歯面塗布は、萌出直後の歯に対して実施するのが最も効果的です!
これは萌出直後のエナメル質は反応性が高く、フッ素の取り込みが大きいからです!
このため基本的には歯が萌出する 度に塗布を行うことが望ましく、乳歯が萌出する1歳頃から最後の永久歯が萌出する13~14歳頃ま でに期間は少なくとも年2回、できれば年3~4回の実施が望まれます。
フッ化物を用いた虫歯の予防策はWHO、厚生労働省、日本歯科医師会など多くの団体もその利用を推奨しています。
フッ化物を正しく使って虫歯を予防しましょう。
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