投稿日:2024年2月20日
型取りをする歯の削り方には
インレーとクラウンと呼ばれる削り方があります。
インレーは、小さい詰め物
クラウンは、かぶせもの
と大別できます。
昔は作成方法に大きな差がありました。
職人の歯科技工士が、模型にあわせて作成して作成してました。
ぶっちゃけ、インレーは早くできて、めんどくさくない
ぶっちゃけ、クラウンは作るのに時間がかかって、めんどい。
だから、インレーとクラウンの料金に差がありました(おおよそ2倍)
今は、cad/camという機械で作るんですが、インレーとクラウンで手間はほとんどかわりません!!
むしろインレーのほうが時間がかかります。
他の歯科医院でセラミックの値段表ありますが、なぜかセラミックインレーと、セラミッククラウンの値段が違います。。2倍くらい。。5万と10万くらいですかね。だいたい。
安いメニューがあっていいじゃないか?と患者様は思うかもしれません。
しかし、治療の歳、虫歯をとっていったら「あーこれクラウンじゃないとだめだなー」と思うことがあります。
しかし「安いほうのセラミックインレーって説明しちゃったし、ちっちゃいので無理矢理作るか!!セラミッククラウンでやると値段倍くらいになっちゃうし」といったことが実際おこります。
そうやって無理矢理作ると、歯が欠けたり、適合が悪かったり、あとあとトラブルになることがあります。他の医院で無理矢理セラミックインレーでやったなー、と思うことはしょっちゅうです。
当院は、セラミックインレーもセラミッククラウンも「精密セラミック」という名前で同一の値段にしています。
その理由は、治療方針というのは「値段」で決まるものではないからです。インレーにするのかクラウンにするのかは歯科医師が、その状況で判断し、最も良い選択をするべきだからです。
それを可能にしたのは、cad/camであり、当院の精密セラミックを作成する機械がインレー、クラウンともに高精度で作成できるようになったからとも言えます。
最もベストなセラミック治療をこれからも追求していきたいと思っています。