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本当のかみ合わせ治療を目指して


投稿日:2017年5月29日

院長の加藤です。

 

2017年5月28日(日)に、母校である国立東京医科歯科大学にて「視点を変えて、咬合を考えよう〜隠された盲点を、認識したい〜」との題目で、東京都開業の内藤正裕先生のよる講演会に参加してきました。

 

内藤先生といえば、歯科医師の勉強会である「くれなゐ塾」を1978年から開催しており、咬合では巨匠です。症例写真も美しく、色んな意味で非常に勉強になりました。

 

まず、どんなにかみ合わせを調整しても、10年、20年、30年と時間を経過すると、かみ合わせは変化していく。

また、咬合のトラブルは一番後ろの歯から起こる。

歯医者さんで「かちかち噛んでください」という調整と、「ものを咬む」というところは全然違いうということ。

歯磨きや、菌の問題でなくて、かみ合わせや歯ぎしりで歯が割れて虫歯になることがある。

歯科医師が作った、咬合、ガイド運動などは長期の中ではすぐに変化している。

 

などでした。

 

臨床40年、著名な先生が咬合を語る・・ということで多くの人が集まりましたが、「結局のところ、咬合はわからない」と内藤先生が仰っていて、肩透かしを受けた印象でした。

 

歯科医師が、「当たり前」と思っているかみ合わせの調整や、基準・参考としているものは長期経過や咀嚼という中では、あまりにあいまいなものである、逆を言えばそれほど「生体の変化はダイナミックである」ということを、歯の話以外をたくさんしていただき理解することができました。

 

よくある犬歯誘導の写真などはチェアサイドのみの限定した咬み合わせでしかなく、「そんなものは無意味」と仰っていてました。

 

また、これから長期に経過していく中で「インプラント」がどうなっていくのか?など示唆にもとんだ講演会でした。若い先生方は、その「負」の遺産を処理しなければならず大変とも仰っていました。

 

火曜会の金子先生もそうでしたが長期に経過を追っている先生ほど、生体の変化に口腔内がついていけないなど「人」としての変化を如実に感じています。

 

今回の話を聞いて、やはり側方運動を担う犬歯と下顎前歯の重要性を感じました。咬合が変化していく中で、欠損が進んでも犬歯と下顎前歯が残存していくのは、「咬合」と「力」になにかしらの利点が有るからではないでしょうか。内藤先生は下顎前歯の切端をかえるベニアなどには大反対していました。

 

わからないからこそ面白い・・。

 

歯科臨床を40年されている内藤先生の講演を聞いてそのように感じました。

 

 

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