投稿日:2024年11月29日
歯科技工士という職業をご存知ですか?
歯医者で、インプラントだろうが、歯だろうが、型取りをして、セラミックを製作してもらって口の中で接着します。
そのセラミックを作る人が歯科技工士という職業の人達です。
未だに全部「歯科医院」で作ってる、という患者様が非常に多いです。
実は歯医者でつくってません!!(当院は違います)
全部外注で作ってもらってるんです。
そこに実は問題点があるんです。
①歯科医師のほとんどは、型をとったら、歯科技工士に丸投げです。ですので、製品のクオリティを逐次チェックすることもできません。
②ほとんどの歯科技工士の所属するところは分業制であり、ベルトコンベア式にセラミックを製作しており、責任が分散されておりミスがわかりにくい
③納品されたセラミックも歯科医院でもチェックすることが実は難しい
当院は、型取りから設計、制作まですべて当院スタッフが行います。ですので、歯の色や、製作工程でのミス、エラーを瞬時に修正することが可能です。
また、当院のimes-icoreというセラミックを作る機器、確実に適合させるためのソフトウェアも最高のものと使っています。
セラミックを製作する際、バーで削って作成するのですが、バーが摩耗、破損していて、問題があるケースがあります。一般の歯科技工所だと、どうしても利益をあげるために、バーを使い倒して(折れても使う・・)ところがありますが、当院は必ずチェックなどを行い、交換をしています。
バーが折れたり、摩耗しても気づきにくい上、精度が悪いため、患者様の口の中に入りやすいんです(ガバガバのため・・)
歯医者の治療は、結局のところ、セラミックなど人工物で治します。
そこをこだわりをもって治している歯科医院を選ぶと良いと思います。
ちなみに一番、院内で普及している「セレック」は適合がよくないです。(接着剤で隙間をうめて使いましょう、となっています)。
また、最大の問題点は、セラミックの最適解であるジルコニアを製作できません。(今、セレックでジルコニアできますって、いう材料出ていますが、強度などはジルコニア本来の性質から逸脱しており、疑問を感じます)
たくさんの情報がありふれていますが、正しい情報をなるべく掴んで、歯科医院を選んでもらえたらと思います。